【四街道 整体】これは絶対病院に行かないとNGな腰痛は?第二弾
こんにちは!四街道で整体院を営んでおります、整体院 翔華です。
本日も腰痛でお困りのあなたに有益な情報をお伝えしてまいります。
腰痛と一言で言っても、その原因は様々です。←このくだりは前回やったので割愛します。
前回のブログで脊柱圧迫骨折についてお話ししましたが、今回は第二弾です!
今回の「絶対病院に行かないとNGな腰痛」は、そう!皆さんご存知、✅脊柱管狭窄症です!!!
画像で見えていますが、脊柱(背骨)は、頸椎7個、胸椎12個、腰椎5個(計24個)が頭蓋骨と仙骨で挟まれています。
このうち、画像のようにどの部位が狭窄しても脊柱管狭窄症です。
頸椎で起これば主に腕や指、胸椎では…あまり起こらないかな💧でも起これば主に体幹に、腰椎であればお尻から足にかけて痛みや痺れが出ます。仙骨まで入れれば排泄機能に影響が出ます。
で、どういう状態になると狭窄症というのか。
脊柱は一つ一つの椎体本体の後ろ側に椎弓(ついきゅう)という弓状の骨があります。この椎弓部分が連なって脊柱管を構成してます。つまり脊髄の通り道です。
脊柱管狭窄症とは読んで字のごとく、この脊柱管が狭くなった状態のことです。
これは原因ではなく現症です。
狭窄する原因は、脊柱管に沿ってついている靭帯だったり、背骨のクッションである椎間板が飛び出るヘルニアだったり、椎体自体の変形だったりと色々です。
この原因をよく見てみると、実は加齢変化で誰でも起こりうることなんです。
だから、MRIなんかを撮ってみて画像上、こういった所見が見られても症状がない人もいます。
不思議ですね…
先にどの部分で起こっても…と書きましたが、今回は腰にフォーカスします。
今回もテーマは「病院に行かないとNG」ですが、実はこの脊柱管狭窄症については圧迫骨折とは違う理由で判断が難しいと思っています。
″こういう状態だったら”という点でまずはお伝えしていきます。
教科書的な腰部脊柱管狭窄症の状態は、①お尻から足にかけての痛み・痺れ、②間欠性跛行です。
①の痛み・痺れはその強度や出現頻度が判断材料の一つになりますが、こういう自覚症状って、本人の感じ方ひとつで変わってしまうので、合わせて感覚障害(触られても鈍く感じるなど)と運動障害(特定の筋肉の出力が著しく弱い)の有無での判断が必要になります。
②は、たとえば500~600m歩いたらとか、5分歩いたらお尻や脚に痛みと痺れが強く出て歩けなくなる。でも座って休むと治まる。で、また歩ける。これの繰り返しが生じる状態のことです。
でも、患者さんから話を聴いている中で結構出るのが5分10分歩くと“腰が痛くなる”って言う発言です。
この状態で病院に行って、レントゲンなりMRIなり撮ってみると、画像上は狭窄症ってことが多いです。
でも、日本整形外科学会が明示している狭窄症の症状からは逸脱していますよね…。
それでも画像診断上で所見が認められると「あなたは脊柱管狭窄症です」で片づけられます。
なんかおかしいですよね?
でも、ほとんどの患者さんはその言葉で「あ~、私は脊柱管狭窄症だから腰が痛いんだ」
となっちゃうんです。
お医者様の言葉は絶大ですからね。
そこからはもう、治らないのに病院通いの始まりですよ。
治らないっていうのは、「治る可能性を潰してる」という意味であって、その症状は一生治らない症状ですよという意味ではないので誤解しないでくださいね。
病院に行くべき症状か否かの判断が難しいと最初に書いたのは、こういった現状あるというのと、症状自体は本人の感じ方次第でどうにでも捉えられるということがあるからです。
だからこそ、皆さん一人一人が正しい知識や情報をしっかり持っておくことが重要です。
①と②の説明部分で書いたことにしっかり当てはまる場合は、私も受診をお勧めします。
逆に①と②に似ているけどどこかが違うと思ったら、病院に行く前に当院にいらしてください。
もう少し狭窄症について触れたいですが、今回はここで一旦終わりにします。
それでは、また次回!