【四街道 整体】脊柱管狭窄症 part2
こんにちは!四街道で整体院を営んでおります、整体院翔華 院長の齊藤です。
本日も腰痛でお困りのあなたに有益な情報をお伝えしてまいります。
前回、「これは絶対病院に行かないとNG」というテーマで脊柱管狭窄症について書かせていただきました。
特定の症状・状態が認められる場合は受診をしましょうとお勧めしましたが、勘のいい方は疑問を持ったのではないでょうか?
じゃあ、病院受診しなくてもいいのは?とか、病院以外にどこに行けばいいの?とか。
ここで前回のおさらいを兼ねて、狭窄症と思しき症状を認めたときの流れをお話します。
いわゆる特定の症状(間欠性跛行や強い痛みを伴う痺れ、感覚障害や運動障害)*詳細は前回ブログをご参照ください が認められたら、病院に行って医師による適切な指示の下、検査や治療が必要です。
特定の症状に似ているけど、なんかちょっと違う症状、例えば、5分ぐらい歩くと腰が痛い、何となく足の先の方が痺れるなどを自覚した場合に病院受診したとします。今の症状を伝えます。すると…「じゃあ、レントゲンを撮りましょう」もしくは「MRIを撮りましょう」となります。
で、腰のレントゲンやMRIを撮って医師が読影します。
すると、画像を見た医師から「あなたは脊柱管狭窄症です」と伝えられます。
はい、これで脊柱管狭窄症の洗脳が完了です。
なんといっても、権威のある医師からの言葉は強い!
こうなると、この状態で手術療法の適応にはならないので保存療法という選択がされます。
結果、「とりあえず、痛み止めと湿布を出しておきますね。これでしばらく様子を見ましょう。」となります。場合によってはこれに加えて軟性コルセットが処方されます。
「腰痛い/足が痺れる→画像で見る→脊柱管狭窄症です→薬等の処方で様子を見る」
ここまでテンプレートです。
はい、これで薬への依存の始まりです。
さらに、一定期間薬を飲み続けた結果、症状があまり変わらないからそれを伝えると、「じゃあ、薬を追加(またはもう少し強い薬に変更)しましょう」
よほど薬の増量などを患者さん自身が嫌がらない限り、これで薬への依存完了です。
と、ここで今の流れを振り返ってみて下さい。
なんかおかしくないですか?
患者さんの症状について詳しいことは聴取してないし、身体所見(触診とか神経学的検査とか)は全然診てない…💧
しかも、選択肢や選択権は何も提示せず、”薬と湿布”です。
実際、日本整形外科学会と日本腰痛学会監修の『腰痛診療ガイドライン』の最新版では、腰痛の原因が大きく、脊椎由来、神経由来、内臓由来、血管由来、心因性、その他に分類されるとしており、多くは加齢による退行変性が主因となるという旨も記載されています。
ということはいわゆる高齢者のほとんどは腰痛ということになってしまいます。
さらに専門医の調査によれば腰痛の原因の内訳は椎間関節性22%、筋筋膜性18%、椎間板性13%、狭窄症11%、椎間板ヘルニア7%、仙腸関節性6%であるとされています。
正直、腰が痛いと仰る患者さんの内、狭窄症と言われている割合は感覚的にもっと多いです。
しかも、一定年齢以上の方でMRIを使った研究の中には、無症状でも画像所見でヘルニアや狭窄症といった変化が一定数認められているというものもあります。
まあ、加齢による変化が主因と記載されているぐらいですからね。
そもそも5分歩いて腰が痛くなるって狭窄症の症状に類似しているだけで、狭窄症特有の状態ではないんです。
人間の身体って結構厄介で、一度自覚した不快症状(侵害刺激)が一定期間持続するとそれを脳や身体が記憶してしまうんです。
だから、「症状=画像所見」とは限らないんです。
つまり、病院受診して画像検査をやることで本当の原因はわからないんです。
原因がわからないから薬や湿布といった「対症療法」でごまかされてしまうんです。
といういことで、ごまかす治療をしたくないと思う方、しっかり原因を見つけたい方はぜひ一度当院へお越しください。
ただし!当院は完全予約制ですので、必ずホームページの問合せフォームかお電話、公式LINEのいずれかで一度お問い合わせください。
それでは失礼いたします。