【四街道 整体】関節の特性Part3
こんにちは!四街道で整体院を営んでおります、整体院翔華 院長の齊藤です。
いつもご購読いただきありがとうございます。
本日も腰痛でお困りのあなたに有益な情報をお伝えしてまいります。
今回も「関節の特性」続編です。
これを読んでくださっている方は、もちろんPart1・2ともに読み終えていますよね?
まだの方はこちらから↓↓↓
https://seitai-shouka.jp/blog/20211011104826-896/
https://seitai-shouka.jp/blog/20211025100438-939/
Part1では、人の関節は260以上存在することや、関節構造を基に種類分けされていること、実際には捻じれや回旋の運動が生じることなどを中心にお伝えしました。
Part2では、種類分けされた関節の内、「蝶番関節」についてお伝えしました。
そして、今回は「平面関節」についてお話していこうと思います。
平面関節は、椎間関節(背骨)と足根間関節(足の甲の足首に近い方)になります。
まずは、足根間関節から行きましょう!!!
上の図はシンプルに側面(内外)から見た図です。
次は背側(上)からの図です。
足部ってこんなに骨が集まっているんです。
ご存知でしたか??
下の図に赤丸で囲ってある部分が足根骨つまり足根間関節です。
側面図だと平面関節というのが分かりやすいかもしれませんね(^-^)
「平面関節」は文字通り‶平面″ですが、運動の軸が縦と横といった感じです。
ただ、縦と横にずれるような動きしかしなかったら、足の裏のクッションが有効に作用しませんし、上手く歩けません。
この足根骨の集まりは周囲を靭帯群で固定されているので、もちろんそんなに大きな動きは出ませんが、縦軸・横軸以外にもおそらく捻転(回転)するような動きも出るのではないかと考えています。
例えば、よくある「偏平足」になると足部のアーチがつぶれた状態になるため、歩行中の動きの中で振り出した脚を踵からついた後に足首の動きと連動して前足部に体重が移動していく過程や、その後の蹴り出しの動きがスムーズにいかなくなります。
そうなると、上手く使えない足部や足首ではなく、膝や腰がその肩代りをする必要が出てきます。つまり“代償運動”です。
結果的にこれが腰や膝の“痛み”として現れてくるわけですね。
逆を言えば、足根間関節が縦軸・横軸・回転軸上で運動を起こせば腰痛は回避できる可能性があるということです。
平面関節には椎間関節もありますが、Part1でお伝えしたように「頸椎」「胸椎」「腰椎」でそれぞれ運動方向が異なるため、このまま続けて記事を書くと情報量が多すぎると思いますので、今回はここで終わりにします。
それではまた次回!!